PANセラピー[繰り返す足関節捻挫の改善]

10代からダンスを始め、活動が忙しくなるにつれて足関節を捻挫する頻度が増える。捻挫するのはいつも右足。常に踊るときはテーピング、サポータをして踊るような状態。重心をかけると激痛が発することもありフルアウトしたくてもどこか頭の中で加減する気持ちがあり思うように踊ることができない。

整形外科を転々とするがX-P検査にて異常ないため特に治療は施されない。

スポーツ整形外科や接骨院にて治療を受けるが、テーピング、サポーター無しで踊れるまでの回復はできず。

原因と結果は同じ所にあるとは限らない

足関節捻挫は足首を捻ってしまい、関節を構造する靭帯・筋肉、場合によっては骨までも損傷することがあり、受傷直後であれば患部をレントゲンなどの検査にて状況を把握することは大事なことです。

しかし、繰り返している足関節捻挫でレントゲンにて問題がないのであれば、足関節に問題はないと考えます。

ではどこに問題があるのか。

以前、[PANセラピー骨格治療によるアトピー症状の改善]の記事

アトピー性皮膚炎を幼少期から患い社会人になった頃から症状が悪化。薬も効かなくなり掻き傷もできるほど肌の健康レベルが弱まってしまい夜も痒みに苦...

にも述べましたが、身体の柱[背骨]に問題があると考えます。

身体の軸が崩れてしまえば、バランスが崩れ両側にかかる重心もバラツキが起き捻挫しやすい側、つまずきやすい側と左右差が出てきます。

そのため、柱である背骨、骨格へのアプローチをかけていきます。

骨格治療にはX-P検査が必須

骨格を本来あるべき位置に、そして関節としての動きを再現していく。

治療においての目的になります。

骨格の位置を把握するためには外見からの検査に合わせて、X-P検査を行います。

視診、触診、徒手検査にて、ある程度の身体の状況を把握できますが、実際にこの身体にある筋緊張や、関節可動域の低下が骨格[骨レベル]でどのような影響を起こしているのかは、レントゲン検査でしか把握する事はできません。

[治療前 X-P 1部]

骨格治療

頚椎側面
頚椎の後弯異常、頚椎1番[環椎]の回旋異常

背骨のラインは側面から見た時、S字を作ります。頚椎は本来ならば前弯、顳顬(こめかみ)から垂直に下ろした黄色い直線にかかるぐらいの前弯が正しい位置となります。このX-Pでは頚椎の前弯が失われていて、ストエートネック以上後弯しているのがわかります。また、頚椎の1番[環椎](→印)は輪状の形状をしていますが、側面から見た時には輪状には見えず1本の線に見えてないといけないのですが、後弯に重ねて回旋の位置ずれが起きている状態になります。

骨格治療

腰椎骨盤側面
大腿骨頭の位置異常

腰椎を側面から見た時、大腿骨の中心部(▲印)から垂直に引いた黄色い線に腰椎の3番目(✖️印)の中心にかかる位置が正しく、この画像を見ると軸に乗ってる側と位置ズレしてしまっている側とあります。つまり片足だけに重心が乗ってしまっている状態です。

骨格治療

腰椎骨盤正面
臀裂腰椎の位置異常

腰椎と骨盤の正面画像になります。前述の側面画像と合わせてみると問題項目は多いのですが、見て分かる範囲で問題点をあげます。骨盤の中心となる恥骨結合から垂直に黄色い線を引っ張ります。つまりこの黄色いラインが正面から見た時の中心となります。本来であればこのラインに臀裂[お尻の割れ目](→印)と腰椎の棘突起が重なっているのですが、このX-Pでは左側に位置ズレが起きています。

このように、足首にX-Pでの問題がない場合、身体の軸という所で検査していくといくつかの問題点が出てきます。

むしろ足関節を捻挫してしまう原因自体、身体の軸となる背骨ラインでの位置異常であると考えます。

頭部の位置を整えて症状改善(X-P比較)

先ほどの、X-Pと身体のバランスチェックを行い、骨格の位置ズレと筋緊張のデータを照り合わせながら、取り除くべき筋緊張を検出していきます。

基本的には、筋緊張が的確に取り除ければ症状はある程度改善の方向へ行き、症状を繰り返すこともなくなります。

しかしその繰り返し症状が起きてしまうサイクルから抜け出せない方は、キーとなる筋緊張が取り除けていないと考えます。

そのような事がないように、骨格の位置と筋緊張の状態と脳神経のラインに沿った温度検査によって様々な角度から身体を検査。安全かつ効果的に身体を変えていけるように治療を行なっています。

以下にX-Pによる治療変化になります。

今回は、頚椎の前弯形成と頚椎1番[環椎]の回旋異常が改善された時点(頚椎側面画像の左側から真ん中へのX-P変化)で、悩んでいた足関節に重心がかかった際の痛み、そして繰り返す捻挫の症状を改善する事が出来ました。

すでに今年の1月に、舞台にてダンスを披露する機会があり、テーピング、サポーターなしでパフォーマンスをする事が出来ています。

また、今回の改善したい症状とは別に、頭痛、頸の痛み、便秘などの症状も治療経過の中で改善が見られました。

これは、この治療の特徴でもある身体を局所的ではなく、全体として身体のバランス、軸を治している事から起きる治療経過です。

[治療による骨格の位置変化]

骨格治療骨格治療骨格治療

頚椎の前弯の形成。頚椎1番[環椎]の回旋異常の改善。

  骨格治療  →  骨格治療

大腿骨頭位置異常の改善

骨格治療骨格治療骨格治療

骨盤[臀裂]と腰椎の位置異常の改善

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